レアな節分。

ワイドショーで知ったが、2月2日が節分となる日は、なんと124年ぶりらしい。
日記仲間さんもそんな事をおっしゃっていたので、私の聞き違いでは無いと思う。
そう言われると今日の節分は妙に有り難い気がして。
朝ごはんの片付けが終わった後から気合い入れてけんちん汁を作っている。

子供の頃から祖母や母に言われていた、節分はけんちん汁とイワシの丸干し焼き。
豆まきしたら豆を何粒か入れた湯呑みにお茶を注いで「福茶」と言って飲み、年の数だけ豆を食べる。

最近はこれに恵方巻きが加わり、賑やかになった。
実家の両親はもに珍しいことが好き。関東に恵方巻きが入ってきた時も喜んで飛びついていた。が、夫が頑なに「流行りに流されやがって！！」といい顔しないのだ。

しかし今日夫は公休。スーパーへ買い物の乗せて行ってもらったら、すんなり好みの恵方巻きを買っていた。ちょっと驚いたが、奴もだいぶ丸くなったな…笑。

本当は節分の夜の豆をまき、恵方を向いて恵方巻きを食べて、けんちん汁を飲んで、イワシの丸干しを食べる。これが正当なのだろうが…
私は夜にお腹の都合で夜にはあまりご飯が食べれないので、フライング気味に恵方アプリで方角を確かめ、テレビを見ている夫を気にせず、恵方巻きを食べた。
「健康でありますように！穏やかでありますように！母が無事安全でありますように！甥っ子の勝ち星が上がりますように…そのほか諸々……。」そんな事を祈念しながら無言で海鮮巻恵方巻きハーフを食べ切った。そしてけんちん汁も飲み干した。
ううう。満腹。そのくせ甘いものが欲しくて買ってきた大学芋を夫とシェア。
これは食べ過ぎた…^^;

夫は夜に恵方巻きを食べ、けんちん汁を飲み時む時イワシ丸干しを焼いて食べると言う。なんと買ってきたイワシの丸干しが5本入り。夫が三本食べるので、残りはお前が食べろ！！と命令が下った。まぁ。このくらいならお腹も大丈夫だと思う。

そして外へ撒く豆と、家の中に撒く豆を仕分ける作業。
外へ撒くものはそのままで良いが、家の中で撒いて拾う豆はラッピで小分けにして
「おひねり」の様に用意した。これで掃除も簡単。

この辺りでは豆まきの掛け声は聞こえない。
お子さんのいるお宅は家の中でやっているのだろうか？？
父から習った豆まきの作法を重んじて踏襲している私の「福は内」の声が木霊するのが恥ずかしいが…^^;

今年は疫病退散！の思いも込めて盛大に撒く！！
(翌日の道路の掃き掃除が大変だが…^^;)

母のホームの豆まきだと言っている。
このコロナ禍、スタッフさんが鬼役になったスタッフさんが鬼のお面を被り3〜4人スタッフさんが「鬼は外、服は内」と言って部屋を回ってくれるらしい。そして炒り大豆は硬いので甘納豆をくれる。笑。子供みたいだが、楽しそうだ。