朝晩の冷え込みは厳しくなっているが、昼間はまだ小春日和な日が続いている。
ずっと気にしていた父のお墓の掃除。
夫が連れて行ってくれると言うので今日早速行って来た。
こちらは風もなく良いお天気だったので、さぞやお墓掃除もしやすいだろうと、バケツに掃除道具や先日作った造花の花束を持っていざ菩提寺へ。
幸い高速道路もさほど混んでいない。
よしよし!と思っていたら「おお、横風が強いな…ハンドル取られるわ」と夫がポツリ。周りの木々を見てもそれほど揺れている気配はないが…
前方に赤城や榛名の山並みがはっきり見える。
谷川岳は雪のようで、雲がかかって見えない。
そういえば天気予報では冬型の気圧配置と言っていたが…。
お昼近かったので実家近くの美味しいお蕎麦屋さんでランチ。
夫は「牡蠣南蛮そば」私は「天せいろ」をそれぞれ食する。
美味しい!!ここのお蕎麦は自家製分。石臼で挽いている光景が見えるようになっている。風味と言い、喉越しと言い最高だ。つけ汁も出汁が効いていて美味しい。
蕎麦湯を注いで最後まで楽しんだ。
お蕎麦屋さんを出ると物凄い北風。
これぞ上州名物「からっ風」赤城おろしだ。
その強風の中二人でせっせと父のお墓掃除。
お地蔵さんの苔を落とそうと、重曹スプレーを噴射するもの、風で飛ばされる始末。
四苦八苦しながら今年の汚れをスッキリ落として掃除終了。
作っていった造花の花束の丈もちょうど良くお墓が明るくなった。
お水とお茶を供えてお線香を手向けようとするが、この強風でなかなか火が付かない。そんな事は想定済みで「強風に強いチャッカマン」を買って来たのだが…
それでも歯が立たない。夫が物陰でやっとこ火を付け、線香を手向けようとすると、風に煽られてお線香が「聖火ランナーのトーチみたいになってしまう。
お線香で火傷などしたら「仏様のバチ」と言われ続け育った私は慎重になる。
同時に「お墓で転ぶと死ぬ」とも言われて育ったので、暮石を磨くのも必死だった。
これこそ私がいかに「年寄りっ子の三文安」であるかと言うことが分かる。
その後母のホームへ行き、施設長に預けておいた母の免許証や保険証を受け取り、売買取引内容の内訳の書類を作成してもらう為に不動産屋さんへ行った。
用事がスムーズに済んだので、そのまま帰宅する事にした。
母の病院から11月分の入院費に請求が来たので、夫にスマホで振り込んでもらった。
母が使えるように預けてあるお小遣いも残金が減っていると聞いたので、来週また高崎へ行く時に置いてくる予定だ。
病院へなど直ぐいける場所にいるのに…面会禁止…
切ないな…。後ろ髪を引かれる想いで高速道路に乗って帰宅した。
ずっと気にしていた父のお墓の掃除。
夫が連れて行ってくれると言うので今日早速行って来た。
こちらは風もなく良いお天気だったので、さぞやお墓掃除もしやすいだろうと、バケツに掃除道具や先日作った造花の花束を持っていざ菩提寺へ。
幸い高速道路もさほど混んでいない。
よしよし!と思っていたら「おお、横風が強いな…ハンドル取られるわ」と夫がポツリ。周りの木々を見てもそれほど揺れている気配はないが…
前方に赤城や榛名の山並みがはっきり見える。
谷川岳は雪のようで、雲がかかって見えない。
そういえば天気予報では冬型の気圧配置と言っていたが…。
お昼近かったので実家近くの美味しいお蕎麦屋さんでランチ。
夫は「牡蠣南蛮そば」私は「天せいろ」をそれぞれ食する。
美味しい!!ここのお蕎麦は自家製分。石臼で挽いている光景が見えるようになっている。風味と言い、喉越しと言い最高だ。つけ汁も出汁が効いていて美味しい。
蕎麦湯を注いで最後まで楽しんだ。
お蕎麦屋さんを出ると物凄い北風。
これぞ上州名物「からっ風」赤城おろしだ。
その強風の中二人でせっせと父のお墓掃除。
お地蔵さんの苔を落とそうと、重曹スプレーを噴射するもの、風で飛ばされる始末。
四苦八苦しながら今年の汚れをスッキリ落として掃除終了。
作っていった造花の花束の丈もちょうど良くお墓が明るくなった。
お水とお茶を供えてお線香を手向けようとするが、この強風でなかなか火が付かない。そんな事は想定済みで「強風に強いチャッカマン」を買って来たのだが…
それでも歯が立たない。夫が物陰でやっとこ火を付け、線香を手向けようとすると、風に煽られてお線香が「聖火ランナーのトーチみたいになってしまう。
お線香で火傷などしたら「仏様のバチ」と言われ続け育った私は慎重になる。
同時に「お墓で転ぶと死ぬ」とも言われて育ったので、暮石を磨くのも必死だった。
これこそ私がいかに「年寄りっ子の三文安」であるかと言うことが分かる。
その後母のホームへ行き、施設長に預けておいた母の免許証や保険証を受け取り、売買取引内容の内訳の書類を作成してもらう為に不動産屋さんへ行った。
用事がスムーズに済んだので、そのまま帰宅する事にした。
母の病院から11月分の入院費に請求が来たので、夫にスマホで振り込んでもらった。
母が使えるように預けてあるお小遣いも残金が減っていると聞いたので、来週また高崎へ行く時に置いてくる予定だ。
病院へなど直ぐいける場所にいるのに…面会禁止…
切ないな…。後ろ髪を引かれる想いで高速道路に乗って帰宅した。
コメント
大丈夫だよ、大丈夫!
お父さんはちゃんとお母さんの事もまるこさん達ご夫婦の事も見守ってくれてると思いますよ
今年もあと数週間お互い体に気を付けてがんばりましょう^ ^
私も母が具合が悪い時、父に頼みに行きました。
お墓がピカピカになると気持ちもスッキリして落ち着きますね。
できることを精一杯がんばってるまるこさん、
きっと天国からエールがお母さまに届くと思いますよ。
おはよう!
うん。大丈夫だよね。きっと。
ありがとうね。
色んな事思い出すと泣いちゃうものだね…
ありがとう。
おはようございます。
ありがとうございます。お墓の掃除が気になっていたので思いが果たせて良かったです。弟は死んだ人間は力なんて貸してくれないと言いますが、それは違うと思うんです。きっと最愛の母を守ってくれると信じたいです。
師走って一日一日が早いですよね…やる事が多いからなんでしょうかね?
そうですね。お互い身体に気をつけて今年を無事に終えたいですね。
ありがとうございます。
おはようございます。
やはりこんな時はどうしても手を合わせたくなりますよね。
父が母を守らないなんて事ないと思うんです。
そうですよね。守ってくれますよね?
そう願って今朝も遺影にお線香を供えました。
ありがとうございます。
おはようございます。
群馬のからっ風は厳しいですよ。風に煽られているだけでぐったり疲れます。
乾いた風は雪山を超えてふきおろしますから冷たいですよ。
まぁ、それが私の故郷の風物詩なんですけどね。
お墓が綺麗になると気持ちは清々しますよね。絵心のない私が作った造花の花束も綺麗に供えられて、父のお墓だけ一足早いお正月です。
ジタバタしても仕方ないですものね。できることを一個一個ですよね。
天国から父が母を守ってくれると思いたいです。
ありがとうございます。
おはようございます。
そうそう、その冬の光景は私のルーツですよ。北風に向かって11キロの道のりを自転車漕いで通学した高校時代、スカート下はジャージでした。笑。
鍛えられた太もも。あの頃は風も引かないくらい毎日乾布摩擦みたいなからっ風でしたよ。
あらら、魔女の一撃!!痛いんですよね…^^;
あれくせになりますから、御身お大事に。腰は要ですからね。
ありがとうございます。「お天道様が見ている」そう言い聞かせています。
見ていてくださいお天道様。って心境です。
ありがとうございます。
群馬のこと、ご両親のこと、ぐっとぐっと伝わります。
空っ風、赤城、榛名……蕎麦
少しだけですが、自分のこととして、感じることもあります。
涙が滲むこと、大切なことだと、改めて教えられました。
おはようございます。
群馬の冬といえば赤城おろしのからっ風。私達が帰った時もそれはすごい風でした。
風に揉まれながら、さすが群馬!と帰って来た実感が湧きます。
実家こそ解体して無くなってしまいましたが、私の故郷はここなんだなと父のお墓掃除をしながら改めて思いました。
世界の色々な景色を見て来ましたが、最後に思い浮かべるのはきっと、小学校の肋木の上から眺めた烏川越しの観音山や赤城、榛名、妙義、浅間。遥か谷川岳の山並みなんだろうな…と漠然と思いました。故郷がある私は幸せなのかも知れないですね。
そんなことを考えた一日でした。
ありがとうございます。