病院へ行った。

先日嫌な感じだった医師の担当日だったが、痒みに耐えかねて朝一で病院へ行った。
嫌な思いをさせられた医師だが…背に腹は変えられない。
予約をしていなかったので予約外だが、開院する時間に行ったお陰で「予約外1番」だった。

待ち時間にあれこれ診察の？問診の？シュミレーションをする。
夫から電話が入り、夫が心臓のアブレーションを受け入院した病院へ紹介状を書いてもらったらどうだろう？という内容だった。この痒みが発症して今日で1週間。埒があかないようなら私もそのつもりでいた。
待合で待っていると再び夫から電話が入った。
どうやら夫の入院した病院の皮膚科は常勤医が一人だけらしい。
なので紹介状を書いてもらうなら別の病院にした方が良いと言う。

昨夜は病院へ行くか行かないか迷って、グズグズしている私を一喝して大きな声を出した夫。なぜ夫は思いやりがないんだろう…と情けなく、更に痒みが増して情緒不安定になっている私は切羽詰まって泣いてしまった…。
が、今朝起きて病院へ行くと夫に告げると、穏やかに「そうしなよ」と。
その後こうやって何度も心配で電話をくれる夫をちょっと見直した。

私はとてもお喋りだが、医師の前では思った事の半分も言えない気弱さがある。
それでは正しい問診にならない…。
今日は強い気持ちで言いたい事を言うと決意した。
ボードに受付番号が出る。私の番号も表示されている。あと3人…。
ドキドキしながら待った。
そして遂に順番が来た。

勤めて大きな声ではっきり「おはようございます！」と挨拶をする。
椅子を勧められ席に着く。
そして前回の診察後の状態や症状を細かく話した。
前回採血の結果を持参しなかった事を非難されたので今回はバッチリ持参した。
そしてうまく伝えられない場合を想定してブツブツの出ている手足の写メをスマホで見てもらった。薬が効かないことを話し、検査や注射はないのかなど質問した。

すると「これは汗疱だから…検査とかはないわね。それと湿疹と蕁麻疹だから保湿と薬を塗る事と内服薬を服用することしかないのよ」と医師。

あれれ？？
前回のように高飛車じゃない？？
話をすればするほど「じゃあ、腎臓のこともあるからこの薬にしてみようか？」
「え？あの薬塗り難い？じゃあもっと伸びの良いものに変えようか？？」
「うん。そうだね、これでやっていこう〜」
なんて感じのフランクな診察。
なんだ、なんだ？？これなら病院を変えなくてみ良いかも…。

どうやら私の手には「汗疱」と言う小さな水ぶくれ状の湿疹がバーっと出ているそうだ。これは汗と大きな関係があるらしい。季節性の湿疹のようだ。
それと蕁麻疹と湿疹が混在している状態のようだ。
汗疹もあるのかも知れない。蕁麻疹なら全身に出るだろうに背中や胸などには全然出ないのだ。首周りとかお腹、お尻、腕、足のみなのだ。

「アトピーとかアレルギーではないですか？」と質問すると、
「それはないですよ」と医師。
一番心配していたことが該当しないでホッとした。

どうやら私は皮膚が薄いそうだ。
なので保湿と薬を塗る事が大切らしい

会計を済ませ、薬局で薬をもらい、母の銀行関係の用事を済ませて一旦家に帰った。
その後食材の買い物とクリーニング屋さんへ行き、帰宅して家の掃除を済ませシャワーを浴びてもらって来た薬を塗った。
その間に洗濯をした。

蕁麻疹はストレスも関係すると言う。
私はちょっと鬱だった。
痒みや発疹に凝り固まっていた気がする。

明後日また診察。
今も痒みはあるが、搔きむしらぬように、そこに凝り固まらないように気を逃す事にしよう。

大丈夫！絶対治る。