「宿命」と言われては…。

おとといの事だったと思う。
母の衣替えの事で電話をした。
今は入館も面会も禁止なので私が行く訳には行かない。
が、さすがに暑くなってきたので衣替えが心配になったのだ。ー

母に「スタッフさんに夏物出して貰って冬物しまってもらえないかな？」と聞くと、「クローゼットの中がぐちゃぐちゃになっているから恥ずかしいわよ」と。
「この際、そんな事言って熱中症で運ばれるよりは良いから！」と母を口説くと。
「大丈夫大丈夫」の一点張りで…^^;
まぁ、これ以上言っても埒があかないので、「困ったらスタッフさんいお願いしてね、課金されても構わないから」とLINEを送っておいた。

その時、食料はあるのか聞いたのだが、
母は呑気に「あるわよ。ヨーグルトなんていっぱいあるわよ」と言ったのでホッとしていた。

が、事態は2日で変わった。

「ねえ〜。冷蔵庫が空っぽなんですけど」と母。
ええええ〜〜〜！！2日前は「大丈夫」だったじゃないの？？
母は続けて「冷蔵庫もないけど、冷凍庫もないの」と。

おいおい！！クール宅急便は冷蔵と冷凍と分けなきゃならないのに…。

「今日は雨だから晴れたらお願いね」と母。
天気予報を確認すると、どうやら6日あたりまで雨が降りやすいそうだ…
が、6日は夫の公休。
そんな日に母の食料の事でバタバタすれば夫は良い顔しない。しないと思う。
「お前はなんでもお母さんのいう事聞いちゃうんだから。我慢もさせないとダメだよ」と常々言われている。

今は私もそう体調が良い訳じゃない。
かといって夫に協力を願い出れるほど勇気はない。
夫に母の事では色々協力してもらって今がある。その間私は母にばかり気を取られ、夫をもっと気遣うべきだったと反省もしているのだ。

ふむ。板挟み…。

そういえば母も同居した自分の両親と父との間で板挟みになっていた事があった。
「おばあちゃんの味方すればお父さんが拗ねるし。かと言っておばあちゃん放って置けないし…。嫌よねぇ…」と嫁いだ私に愚痴っていた事が多々あった。
母に、「そんな事もあったわね」と言うと、
「それがお母さんの宿命だから仕方ないのよ」と。

おいおい！！それって、遠巻きに母のあれこれを診るのは私の「宿命」ってこと？？
そう言いたいの？？

仕方ない。雨が止んだので冷蔵ものと冷凍ものを1ヶ月分。これでもか！というくらい買い込んだ。その量、りんごの段ボールと2リットルのペットボトル6本入りの段ボール2個分。
りんごの段ボールには冷蔵物を。
ペットボトルの段ボールには冷凍食品を。
これを梱包し、自転車になんとか載せてヤマト運輸の営業所へ。

荷物の重さと自転車自体の重さと相当な重さフラフラする。

「私は絶対転ばない！！絶対荷物は落とさない！！」と念仏のように唱えながら、ゆっくりゆっくり漕いで行った。そんな時に限って我が愛車「ガンバリー2号」のバッテリーの残りも少ない。危機感が半端ない。
慎重に慎重に運んで、明日の午前中に届くように送って来た。
ミッションクリアした私のは腑抜けにようになり帰宅。

んが！しまった〜〜〜〜！！
昨日買い忘れてレタスとナスを買い忘れた。

もう暫く買い物へ行きたくないので、自分に鞭入れて、近所のスーパへ。

重く大きな荷物2個を自転車の載せたり、下ろしたりした所為だろう。
ここのところなりを潜めていた「坐骨神経痛」が出てしまった…^^;
今、家の中を妙な格好で歩いている。
もう、今日はトイレに行く以外動かない！！いや！動けない！！

これが私の「宿命」。