お稽古にいくの。

普段からズボラな私は基本スッピン。
この時期はマスクをつけるのでさらにズボラに拍車がかかる。
なのでお化粧して外へ出るとご近所さん「あら、まるちゃん。今日病院？」と…^^;
私がお化粧をする時は病院に行く時だと思っているらしい。
が、実際その通りなので図星を突かれてしまっている情けない状況。

今日の新聞でカルチャースクールのチラシが入っていた。
そう言えば日記仲間の皆さんもそれぞれ何かなさっている。
私の友人も同様で。
私も何かお稽古事をしたくなった。
目を皿の様にどんな講座があるのかチラシを熟読する。
意外に幅広い講座があるものだ。

今朝に母との電話でそんな話をしたら、祖母が私に「お琴」を習わせたがっていた事が話題になった。そう言えば…そんな事言っていたっけ。
その当時は部活部活で卓球ばかりしていた私。風邪ひいて学校休んでも部活は行くというほど部活熱が強かった。当時は「エースをねらえ」の影響でテニス部が大人気だった。ミーハーな私もテニス部入部希望だったが、近所の先輩の誘いと「チビでも卓球台から体が出ればなんとかなるから！」と強引な推しに負けて卓球部に入る事になった。決して運動神経が良い私ではないが、なぜか卓球とは相性が良くメキメキ上達し「団体」「個人」のレギュラー選手に選ばれた。そうなると欲が出るもので練習にも熱が入る。優勝の常連校だった私の中学。居残り練習も朝練も一生懸命頑張っていた。そんな時に「まるちゃん。おばあちゃんとお琴の先生のところへ行かない」などと言われても聞く耳持つはずがない。
その後高校に入っても卓球を続けていたが、勉強にうるさい学校だったが故に「赤点を取ったら部活は退部」という決まりがあった。2年生の1学期に見事に数学で赤点を取り、見事「強制退部」。そのまま帰宅部になった私だったが担任が顧問をしている「写真部」に温情で入部を認められ入部する事になった…が卒業と同時にそれとも縁遠くなり。

一度この地域の卓球サークルに入った事があるのだが、ブランクはかなり大きく、ハードな練習で音を上げた。体力がこれほど落ちているとは…自分でも情け無い。
写真は好きだがカメラなどかなりお金がかかる。何を隠そうお隣も奥さんは写真集も出す様な写真家だ。「まるちゃんお教室に生徒さん来るから一緒にどう？」と誘われたが、やんわりお断りした経緯もある。

今日目に止まったのは「スポーツ吹き矢」と「英会話」
踊り系や楽器系、創作系は不器用な私にはちょっと無理と思われ…。
「あら、まるちゃん病院？」と言われたら、「いいえ、今日はお稽古なんですぅ〜」
と言うのが目下の夢である。

今朝、とても有り難いお電話を頂いた。
「備蓄のマスクをお分けするわよ」と。
マスクがないと騒ぐ私には福音の様な電話だった。
「御礼とか一切気にしないでね」と。
これで母も安心して病院へ行ける。
「困った時はお互い様よ」と言う言葉に、私もいつか人様のなんらかのお役に立てる様な人になりたい！と強く思った次第だが…今のところ私は猫の手以下の役立たず。
(ネコちゃんごめんね！こんな時に喩えで使って…^^;)
地道に奮闘努力しようと決意した。どうか3日坊主で終わりません様に。
人の心の温かさをしみじみ感じが幸せな朝だった。