マッサージを受ける。

どうもここのところ腰と背中が痛む。
そこへ持ってきて昨日のバタバタ。ついに悲鳴を上げた。
朝からマッサージが良いのか？接骨院が良いのか？悩む悩む。

実家方面の知り合いの接骨院のお姉ちゃんに電話をし相談に乗って貰う。
「低周波だけかけて、ものの2、3分しかマッサージしないような接骨院は無駄よ。
まるちゃんは側湾症だから疲労蓄積して筋肉が硬くなっているのよ。マッサージが良いんじゃない」

ほほう！
そういうことか！！
どうりで整形外科のリハビリに行っても改善されない筈だ。
側湾症を根本から治すのは大掛かりな外科的手術しかないという。
あれだけ通ったリハビリも低周波と牽引とほんのちょっとのマッサージじゃ解れる筈ない。

そこで早速評判の良いマッサージ店を探す、探す。
と言ってもネットで検索して口コミ見るだけだが…^^;
なるべく近くでと検索すると、あった！！
しかもホットペッパーのポイントが使えるマッサージ店。
地道に貯めたポイントを叩いて予約をする。
お世辞にもマッサージ店らしい雰囲気ではないお店だった。
が、簡素なりに清潔感がある。

早速担当の方に症状を話し、その後施術開始。
痛気持ち良い極楽を期待していた私。
が、彼の施術はそんな夢うつつではなかった。

「酷いですね。これ身体が捻れちゃってますね〜」と言いながら、腰やら臀部やら、腿やらをグイグイ揉み解し、時にはストレッチしながら施術は続く。
私は「うぐっ」っと息を呑んで痛みを堪える。が、そうする事で身体に余計な力が入ると逆効果らしい。担当者さんの「はい、息を吸って、ゆっくり吐きましょう〜」「いいですよ上手上手！！」この掛け声で進行して行く。
それは実体験こそないがテレビでよく見る「お産」の風景とリンクする。
本当に何かが産まれてしまうのではないかと思われる臀部のマッサージとストレッチ。腰や背中が痛い場合多くは臀部の筋肉のコリも大きな原因らしい。

言われるがまま、なすがままの状態で続く施術。

きっちり1時間。終わった時は抜け殻になったようだった私。
なんだかボーっとする。腰や背中や足先はポカポカになり、最後に頭部のマッサージで腑抜けになった私。いや〜効いたわ。

「また次回もお待ちしております」の声に送られて愛車「ガンバリー2号」を走らせコンビニへ。何故か喉がカラカラなのだ。そういえば「水分を沢山とって老廃物を出して下さいね」と言っていたっけ。
早速スポーツドリンクをゴクリ。美味い！！
そして一服。美味い！！

などと呑気な事をしているうちに一気に空気が冷えて寒くなった。
そしてあたりが暗くなって来た。
「秋の日は釣瓶落とし」とはまさにこの事だと妙に感心していたが、冷えたものを飲み、風を切って走る寒さ。寄り道せずに早く帰れば良かったと嘆くも時すでに遅し。
しかもコンビニでは入院仲間お勧めのピスタチオアイスを買った馬鹿な私。
ジャージで颯爽とマッサージ店へ行ったが帰りがこんなに寒いとは。
せっかくほぐした筋肉も硬直しそうだ。

家に帰ってホットカーペットをつけ、日記を書いている。
が、「良い姿勢をキープしてください。背中を丸めず胸を張り、背骨の前側を開く意識を持って下さい」と担当者さんの言葉が木霊する。
なのでホットの上で正座してiPadを使っている。が、普段だらしない姿勢の私は足が痺れて、さぁ、大変。

側湾症になったのも常日頃の姿勢が悪いゆえであって…。
このまま腰痛に悩まされる人生はゴメンだ。
さて意識してストレッチを習慣つけるとするか。